9/24/2016

original carburettor failiur


 またしても長期放置してしまったので、キャブのチェックから開始したんですが、オリジナルのDellorto Si 24 24Eに不具合が見つかりました(画像右)。

 スロットル・バルブが固着してしまってました。あれ、おかしいな? 問題無かったんだけど……。
 これはLarge-frame vespaに最もよくあるトラブルで、Si 24 24E本体の歪みが原因ですね。わたしとしては、キャブの固定トルクには要注意していて、トルク・レンチを使用して、緩めに管理していた筈なんですよね。だから、何故なのか、ちょっと解せないんですが。考えられるのは、トルク・レンチの不良か、セット間違いですが、うーん、あり得ない気がする。
 とは言っても、このままでは仕方ありませんので、急遽代替キャブを調達しました。「加工精度が悪い」と、評判がよろしくない近年のSpaco製ではなく、わたしとしては、やはりオリジナルDellortoのが欲しいところで、探しましたば、運良く初期型P200に取り付けられていたと思しき、大変状態の良いSi 24 24Eを手に入れることが出来ました(画像左)。
 オリジナルのは、過去投稿にありますように、初期型のものでしたが、入手出来たのは改良型だったのでラッキーです。

 早速、清掃し、使用していたウチのrally用"Tuned"仕様のJet類とCOSA Float Chamber、"01" Slide Valveを移植して「ニコイチ」化しました。殆ど新品に近い状態のキャブでした。これならバッチリです。
 固着していたSlide Valveは新品にしました。ちなみにP用は"03"が付いてました。rally 200は"01"で、こっちだとアイドリング時に燃料が薄くなりません。

 一先ず、キャブの問題は解決できました。
 

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