Exhaust Pipeも新調したし、あとはじっくりJetting……というところだったのですが、またしても始動困難状態に。なんなの一体……もう、どんだけKickしたことやら。
これはどう考えても、吸排気系の問題ではないと考え至り、Ignition系を疑って、初心に立ち返ってSpark Checkしてみましたら、火が飛んでない……。当たりでした。まったく、まるでBlogのネタづくりしているかのようなトラブルの目白押し状態。
ただ、単純にSpark Plug Capがアウトなら最も簡単に直るので、Capを外してWire剥き出しの直でTestするも、飛ばない……Capは問題なし。逆に、深刻。Blogのネタとしては美味しい(?)。
ということは、HT Wireか、CDI Unitか、はたまた、Stator Plate上のHT Coilか、PU Coilか、Registerか、の何れか。或いは、それらの複合的問題。
まぁ、始動困難の原因がIgnition系ということが判明したので、Testerでチェックすれば故障箇所ははっきり限定出来ますからモヤモヤ感なくスッキリ諦めがつきますし、吸排気系の不具合の原因究明よりは遥かに手順としても楽な作業ではあります。
何回かはStart & Idlingしていたので、その状態からして、HT Wireの断線が最も怪しいと思うのですが、初期型rally 200専用のFemsatronic CDI Unitの場合、HT Wireは本体直付けなんですよね。だから、HT Wireだけを取り替えるということが出来ないんです。つまり、例え本体機能には問題がなくても本体丸ごと交換が必須。また、Unit本体も樹脂で固められた成型で、バラせませんから内部の回路の素子を交換して直す、ということも出来ません。
現在、このFemsa CDI UnitはReproductionの物なら新品が入手可能ですが、このRepro Femsa CDIは結構割高なんですよね。そして、形状が本物Femsaとは似ても似つかない形状です。でも、HT Wireは交換可能なTypeに改善されてはいます(Reproの新品にはHT Wireは付属せず)。本物のTypeは今では会社が存在していない為、製造されておらず、新品の入手不可能です(今やOriginal Femsaは貴重品です)。
しかし、実は、後期型rally 200から搭載されたDucati CDIに少し手を加えると、Femsaの代用品として初期型rally 200にも使用可能なんですよね。しかも、CDIとしての機能は、実はFemsa TypeよりもDucati Typeの方が優れているのです。
Ducati CDI Unitは、ET3やP200、PX系と、共用Partsなので比較的安価で入手が容易で、piaggio Genuine品に拘らなければ、OEM社外品は更に安く入手できます。
ですので、CDI Unitだけの問題なら代替Up Grade案として、このModified Ducati CDIオプションがあります。
もし、CDI以前の部分が問題だとすると、あとはFlywheelをバラして、Stator Plateを確認してみないとわかりません。しかし、CDI - Stater間の断線は有り得ません。何故なら、前回、わたしがしっかりと新製でひき直したからです。これには自信があります。
では、Stator Plate上の問題だとすると、HT Coilが断線したとは考えにくいし、残るは、PU CoilかRegisterの不良になりますが、これらも余程の高圧が掛かるか、高温に曝されるようなことがない限り、経緯と症状からして故障したとはちょっと考えにくい。また、これらも初期型rally 200専用で割高なPartsです。
やはり、HT Wireの断線が限りなくクロな気がします。それでなくとも、経年劣化による電圧のLeakageも大きいことと想像されますしね。
TesterでCheckしました。
piaggio Service Manualによりますと、Femsatronic CDI UnitのCheckは、Stator - Femsa間のWiring間の抵抗値が下記の値を示すかどうかで判明します。
数値が大幅に外れている場合は、CDI Unitの故障と判断できるようです。
で、Testerを当ててみますと、いきなり、Red - Black間が2 ohms(!)。
Blue - Black間が250 ohms、Green - Black間が283 ohmsで、BlueとGreenの回路は合格ではありますが、Redの回路だけ遥かにアウト! と判明。
HT Wire以前にFemsaさんの中身がお逝きになってたようでした。
これはどう考えても、吸排気系の問題ではないと考え至り、Ignition系を疑って、初心に立ち返ってSpark Checkしてみましたら、火が飛んでない……。当たりでした。まったく、まるでBlogのネタづくりしているかのようなトラブルの目白押し状態。
ただ、単純にSpark Plug Capがアウトなら最も簡単に直るので、Capを外してWire剥き出しの直でTestするも、飛ばない……Capは問題なし。逆に、深刻。Blogのネタとしては美味しい(?)。
ということは、HT Wireか、CDI Unitか、はたまた、Stator Plate上のHT Coilか、PU Coilか、Registerか、の何れか。或いは、それらの複合的問題。
まぁ、始動困難の原因がIgnition系ということが判明したので、Testerでチェックすれば故障箇所ははっきり限定出来ますからモヤモヤ感なくスッキリ諦めがつきますし、吸排気系の不具合の原因究明よりは遥かに手順としても楽な作業ではあります。
Genuine Femsatronic CDI unit on my rally 200 |
現在、このFemsa CDI UnitはReproductionの物なら新品が入手可能ですが、このRepro Femsa CDIは結構割高なんですよね。そして、形状が本物Femsaとは似ても似つかない形状です。でも、HT Wireは交換可能なTypeに改善されてはいます(Reproの新品にはHT Wireは付属せず)。本物のTypeは今では会社が存在していない為、製造されておらず、新品の入手不可能です(今やOriginal Femsaは貴重品です)。
しかし、実は、後期型rally 200から搭載されたDucati CDIに少し手を加えると、Femsaの代用品として初期型rally 200にも使用可能なんですよね。しかも、CDIとしての機能は、実はFemsa TypeよりもDucati Typeの方が優れているのです。
Ducati CDI Unitは、ET3やP200、PX系と、共用Partsなので比較的安価で入手が容易で、piaggio Genuine品に拘らなければ、OEM社外品は更に安く入手できます。
ですので、CDI Unitだけの問題なら代替Up Grade案として、このModified Ducati CDIオプションがあります。
もし、CDI以前の部分が問題だとすると、あとはFlywheelをバラして、Stator Plateを確認してみないとわかりません。しかし、CDI - Stater間の断線は有り得ません。何故なら、前回、わたしがしっかりと新製でひき直したからです。これには自信があります。
では、Stator Plate上の問題だとすると、HT Coilが断線したとは考えにくいし、残るは、PU CoilかRegisterの不良になりますが、これらも余程の高圧が掛かるか、高温に曝されるようなことがない限り、経緯と症状からして故障したとはちょっと考えにくい。また、これらも初期型rally 200専用で割高なPartsです。
やはり、HT Wireの断線が限りなくクロな気がします。それでなくとも、経年劣化による電圧のLeakageも大きいことと想像されますしね。
TesterでCheckしました。
piaggio Service Manualによりますと、Femsatronic CDI UnitのCheckは、Stator - Femsa間のWiring間の抵抗値が下記の値を示すかどうかで判明します。
数値が大幅に外れている場合は、CDI Unitの故障と判断できるようです。
- Red - Black = 170 ohms
- Blue - Black = 250 ohms
- Green - Black = 280 ohms
で、Testerを当ててみますと、いきなり、Red - Black間が2 ohms(!)。
Blue - Black間が250 ohms、Green - Black間が283 ohmsで、BlueとGreenの回路は合格ではありますが、Redの回路だけ遥かにアウト! と判明。
HT Wire以前にFemsaさんの中身がお逝きになってたようでした。
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