9/23/2012

a few to restoration completion

 わたしのrally 200の現状です。(先日のCarburettorのJet Setting中でのショット)

 レストレーション完成にはまだ至っておりませんで、vespaマニアックな方がご覧になれば、突っ込みどころ満載状態ではあります。
 でも、この中途半端な状態でも、中々イイ味出てはいます。
 わたしはこの撮影アングル、好きだなー。

 わたしのrallyのEngineは新車時のままのOriginal(打刻No.もFrameとEngineが一致してます)で、載せ換えとかしてませんし、本当にこのEngineがお釈迦にならない限り載せ換えたくはありません。
 日本ではP200のEngineに換装された"Hybrid rally 200"てのが多いですが、あれは「オーバーホールするより、PのEngineに載せ換えた方が安定するし、後々メンテも楽ですよー」などというショップの口車にオーナーが乗せられた結果ではないかと思いますね。特に性能的にrally 200のEngineに問題があるとは思えませんし、rally 200よりもP200のEngineの方が優れているとも思えません(P200はrally 200のUpdate版ではありますが)。きっと、オーバーホールする際に一部のPartsの入手が難しい、ということでしょうが、プロならなんとかできて当たり前だろ。
 そういうOriginal性を無視した、ショップの商売と便宜優先の手法てのは好きじゃないです。そして、そのような車輌が買い取り査定で持ち込まれれば、「あー、Engine載せ換えてますねー、これ。その分、査定下がりますよー」じゃないのか? と。車輌の根本的素性を左右する決定的な部分に関しては、「Original性を維持する」は、「価値を維持する」と同義語だと思います。
 ただし、すぐにOriginalの状態に復帰可能な箇所に関しては、わたしはテキトーにCustomizingしてます。

 Headsetは、何故かSurfacerを塗らずにTop Coat仕上げしてしまったので(当時、なんで端折ったのか思い出せない……)、剥がれてきてますので、CarburettorのSettingが決まって、Engineを実用走行上問題ない状態にできた時点でHeadsetは一旦丸ごと取り外して、一から塗り直し予定で、これから塗料を英国に発注するつもりでいます。ついでに、塗装は他の部分も補修します。

 Handlebar GripのRubberは、GreyのRepro Itemを着けてたんですけど、これが粗悪品だったみたいで、使ってない状態だったのに、こんなに汚れが……洗っても汚れが落ちないので交換予定です。使用してなくても、経年変化の消耗部品てのは他にあるものです。Leverは"Buzetti"のPower Leverで、Chromeメッキの質感はイマイチですが、わたしはこのLeverが昔から最も好きです。

 Floor Railの外側だけが取り付けられていないのは、そもそも他の内側2列のRailもRivet仮留め状態で、そのまま放置状態だったからです。これも、Rivet留めSpecial Toolが届き次第、外側も取り付けて完成させる予定。その際にRubberのColorもGreyにしようかなー、とか。

 Centre Rubber Matは、当初は純正の新品Blackを取り付けてたのですが、この前、SIPにPartsをOrderしたときに、ついでにGreyのを買って、気分でそれに交換してみました。でも、これ、Cheapな薄手のペラペラRubberで、純正の厚みの半分以下、質感最低の粗悪品でっす。なので、直ぐに破れちまうでしょう。Brake PedalのGrey Rubberも同様です。ぱっと見だけのItemでしかありません。

 今や、vespa Parts通販では世界的に大手に成り上がったSIPですが、Online Catalogue上の画像では良さげに見えるReproduction Partsも、中には粗悪品も紛れてますです。ま、他の業者も同様ですけども。
 vespa関連Partsの場合、piaggio純正品を上回るQualityを維持したRepro Itemてのは昔から中々お目に掛かれません。わたしの場合、基本、重要なPartsに関してはpiaggio Genuine Partsに拘って使用しており、Repro Partsの使用は見た目部分に限った限定的選択です。

 あ、今日の京都はお天気よろしくなく、作業Stop中なので、この画像でお茶を濁しました次第ですー。

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