9/06/2012

vespa COSA float chamber lid

 つい先日よりレストレーション作業再開中です。

 只今、Fuel Tank洗浄、Carburetorオーバーホール中なり。追って記事Upします。

 幾つかのPartsも必要で、いろいろネット検索していました。
 vespaのParts検索はかなーり久しぶりな気がします。そしたらば、いいモノをゲットできました。
 これ、COSA以前の200cc vespaモデルのUp-Grade用代替Partsとして現在では重宝されているようで、Dell'orto Si24/24系CarburetorのGasoline供給不足を解消する為に交換すると良いらしい。要するに、Gasoline経路が拡大されており、Float NeedleもUp-Sizingされていて、燃料供給不足を改善できるんですよね。Tuneしたら、尚更、てことですね。
 でも、最近ではDell'orto純正新品を発注しても、もうOriginal Dell'ortoのは来ないんです。SPACOというインドの会社がライセンス生産したのが必ず来ます。PRADAはUNIQLOが製造することになりましたー……的な。つまり、Dell'orto(Made In Italy)オリジナルの部品てのはもう無いらしいんですよ。知らんかったー。
 そして、そのSPACOのロゴの入ったのが、なんかチープな感じで……バイク、クルマ好きには、なんかテンション下がりまくりの見た目です。なので、わたしは、オリジナルのLidの経路を自分で拡大切削加工してみました。でも、NeedleはそのままのSizeではあるんですけども。

 ところが、画像のこれ、ロゴ入りの正真正銘オリジナルDell'ortoの新品です!
 いわゆる、Genuine Piaggio N.O.S.品という眠れる森のParts。見つけて迷わず即ゲット。SPACOの新品オーダーするのと値段変わらんかったー。大ラッキー。でも、これを使うには新たにデカNeedleも追加で必要にはなります。やっぱ、気分的にDell'ortoのロゴが入ってる/入ってない、は大きいでっす。

 その他、必要そうなParts類はまとめてSIPにオーダーかけたんですけど、Pinasco Exhaustは実計算送料が割高だったので中止して、軽重量物の小物どもだけに。Pinasco 215cc Cylinder Kitは日本の宇賀神さんとこが海外入手よりも安かったので手配しました。
 日本国内では、vespaと言えば、Small Frame系が圧倒的多数なので、rallyなどのLarge Frame vespaのPartsは常に入手困難。
 わたしがレストアを開始した当時は、rally系Partsの入手は今よりも更に困難でした。最近はVintage系vespa partsのReproductionが進んでいて、代替品ならば海外から入手が容易になっていますね。以前はPiaggio純正品が極端に流通量少なくて大変でした。昔のAfter Market Itemは見た目品祖な上に明らかに粗悪品が多かったですし。

 消耗品Partsはどうせヘタったら交換なんで、拘らなくてもいいんですけど、気分的にキモなPartsてのはあるわけで、信頼性とオリジナル性維持のためにも拘りたいところではありますが、年月を経て、当時の製造会社が既になくなってたり。
 

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