9/15/2012

float chamber lid - rally 200 vs COSA

 COSA Float Chamber Lidさん、お迎えしました。
 未開封のpiaggio Genuine N.O.S.品でした。1994年12月のパッケージングになってますね。ありがたやー。

 なんか、勿体ない気もしないでもないのですが、早速開封して、rally 200オリジナルのと比較検証です。
Dell'orto SI Carburettor Float Chamber Lid - Left: COSA, Right: rally 200
 Top Cap取り付けScrewの台座の出っ張りがCOSAの方にはありますね。

 Feed Pipeからの最初のGasoline流入口はrally 200の方が広いですが、実はこれはわたしが極限まで切削拡大加工したからで、本来のrally 200のオリジナルはこのCOSAのよりももっと狭いです。この、Poolまでの流入経路に関しては、わたしが加工したrally 200の方がCOSAのよりも面積的には広いです。でも、ここだけ広げても殆ど意味ないんですけどね(笑)。この部分の外側がCOSAの方は肉盛りされて、しっかりと分厚く造り直されて厚みに余裕があるので、やろうと思えば更に内径を切削拡大加工できそうです。

 上の画像ではわかり難いですが、PoolのTopからFloat Needle ValveへのGasoline流入縦穴経路の内径もCOSAの方が大きく、COSA @ φ3.0mm、rally 200 @ φ2.0mmです。
Dell'orto SI Carburettor Float Chamber Lid - Left: COSA, Right: rally 200
 うーん、この画像もなんか微妙でわかりにくいのですが、Float Needle Valveの収まるSleeve(Brass)の内径がCOSAの方が大きく、COSA @ φ5.2mm、rally 200 @ φ4.5mmのFloat Needle Valve用で、Needle Valveは互換なしです。

 まぁ、違いと言っても、たったこんだけのことなんですが、Gasoline流入経路が僅かでも拡大されることによって、高出力時の燃料不足による息突きを防止できる、というわけです。経路拡大のパーセンテージは、これでもかなりのUpになります。
 これでも足りなきゃ、Lidに下駄(Spacer)を噛まして、嵩上げしてFloat Chamberの容積Up、という裏技もありますが、Race Useでもない限り、Street Useでは不用でしょう。。

 で、現在のわたしのCarburettorの状況はというと、一旦仕上げたつもりだったんですが、チェックしてたら、Idol Jet系統の通路がドン詰まっていることが判明して、再度Cleaning中です(パイプ・クリーナードにドボンチョ)。
 

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