9/07/2012

Pinasco 215cc cylinder kit

 Pinasco 215さん、お迎えなり。
 @宇賀神さんで、恐らく国内販売価格最安値の28,900 yenでした。
 先ずは検品。
 CylinderはPinascoデザイン、GILARDONI製造。

 "ONLY FOR RACE"とありますが、Pinascoのは比較的マイルドなTuneなので、Race用にされる方は少ないかと。その信頼性実績から、主に200cc vespaのStreet用定番品なのではと思います。反対側には"PINASCO"も入ってます。
 あれ? そうなんだー、PistonはASSO社製造の何故かPolini用であるかのような印が。
 何故か、"PINASCO"の文字はなし。PinascoとPoliniは友好的ライバル会社関係なのかな? でも、Poliniには同じ形状のPistonは無くて、この形状のPistonはPinascoのなんだよなー。ASSO社のミス? 普通ならクレームもんでしょ(笑)。反対側には"2453"とありました。

左: このPiston、マシーン加工したまんま、「ハイ、出来ました」状態なので、結構バリがありました。
 バリ面は軽くペーパーを当てて除去しておきました。この一手間が重要、且つ、D.I.Y.ならではのお楽しみ。業者にやってもらってはせっかくのお楽しみもなくなりまっす。
 あと、Cylinderの方は比較的奇麗でしたが、付属Gasketは、Port部分の切り欠きが若干少なかったので、Cylinder側にマッチングさせて削り取りました。
 Kitには、Italy/Englishの取り説とPinasco KitのCatalogueが付属でしたが、安っぽいCopyペーパーで、めっさ簡易。Pinascoさん、もうちょっとガンガレ。Stickerも2枚着いてましたが、昔のデザインのStickerの方がオサレでよかったんだよなー(ET3用White Exhaustに貼ってあるアレ)。

 Pinascoと言うと、vespa用Tuning Kitでは老舗中の老舗で、昔から憧れてましたが、日本の販売価格は高価でした。この価格は、昨今の円高Euro安の恩恵ですかね。
 この、いわゆるBore-Up Kitも昔からPinascoのCatalogueにある伝統のKitですが、機械加工精度は現在のそれなので、精度的には昔の同じKitよりも現在製造されている物の方が良いのでしょうかね。案外、そんなに変わらんかったりして。








 さて、バリ取りなどの下準備だけは整えておいて、Pinascoさんは一先ず棚上げです。というのも、まだFuel Tankの処理が済んでませんので、順番から言えばこれは後回しなんです。在庫切れで入手不可、想定ダダ狂い、とかになるのを避けての先行投資です。早く仕込みたい気分もあるんですけどね。
 Carburetorのチェックもあるし、2度手間にはなるけれど、一度、Normalのrally Cylinder Headで様子を見てから後の換装の方がいいかな? それとも、いきなりいっちゃうか。

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