9/27/2012

jamming exhaust pipe

 CarburettorのJetting……未だ決まりません。

 と言うのも、始動性が悪いことと、Fast Idleが中々安定して持続しないんです。その為、Settingしようにもゆっくり腰を据えてできない、という具合です。
 そうこうしていると、幾らKickしても殆ど始動不能状態となり、「Gasoline臭がしないぞ?」……Carburettorが詰まってしまったか、と思い、一旦バラシ。徹底的にCleaningして装着し直すも、Gasoline来ず。車載状態のまま、Float Chamber Lidをバラシてみる……そもそも、ココまでも来てない……Fuel Tapは"Reserve"の位置。「ん? ちょっと待てよ……」……ガス欠判明。
 と、まぁ、そんなトホホなこともあり、Kickのし過ぎで右足を傷めてしまい、身体クタクタ。
 その後、Gasolineも補充して、追加発注のIdle Jet - 2.67が届いたので試してみるも、2.40と結果は然程変化せず、Spark Plugも#8に換えたりしてみたのですが、特に変化はなく、始動はしてもIdlingが続かない症状は同じで、また、Engineストール後の再始動も困難。Spark PlugのCheck状態、Engineの調子から察するに、混合気の状態はIdle Jet - 2.40と2.67、何れも濃い。ところが、Pilot Adjust Screwを締め込んで薄めにSettingしてみると、始動できなくてダメ。なんじゃこりゃ。
 それでも、Jetting的には、
  • Main Jet: 122
  • Idle Jet: 2.67
  • Pilot Adjust: 2.5 Turns Out
  • Spark Plug: NGK #9 or #8
 この状態がなんとか始動可能。Idle Jet - 2.80でもギリギリ始動可能もIdlingは不可能。

 うーん、なんかおかしい、根本的になんか違う。

 吸気系の問題じゃない気がやっとしてきて(というか、吸気系はもうこれ以上改善策がないし、問題が見当たらない)、Exhaust Pipeの詰まりを疑ってみますと、これはOriginalのまま、ほぼ手を掛けずに使用なのでした。
 よく考えてみたら、過去に一度、棒で軽く突いてCarbonを掃除したことはあるのですが、サクッとそれだけしただけでした。前回はそれで特に問題なかったし、今回も一応始動はしたので不問としていましたが、現在の状態からして、Exhaust Pipeの詰まりが最も怪しい。というか、ここまで追い詰めて、消去法で考えても、これが根本的原因なのはほぼ間違いないでしょう。
 2 Stroke Engineの場合、未燃焼Oilの混じったガスの付着/蓄積によるExhaust Pipeの内部の詰まりはよくある不具合の一つで、過去にも経験あったのでわかってます。でも、素人の我々は、中々そこに思い当たらない。特に、今回のように、CarburettorのJettingという、本来のオリジナル状態ではない設定を試みていた場合などでは原因究明に混乱を来す訳で。

 今回のレストレーション再開では、当初はPinasco 215 Cylinderと併せて、同じくPinascoのExhaust Pipeも装着しようとしたのですが、SIPの送料が割高だったのでオーダーを見合わせたんですよね。ところが、日本のショップではこれが欠品中のお店ばかりで、只今テンポラリーに入手困難(売価が異常に高い東京の某有名店には在庫あり)。お店にボロ儲けはさせたかないし、他のメーカーのはわたし的には良いと思うのがないのです。結局、Pinascoさんに義理立てたい。仕方ない、背に腹は代えられず。再度、SIPにオーダーすっか。

 OriginalのExhaust Pipeを一旦外して、焼き入れするか、パイプユニッシュするかで内部のCarbon落しをすれば、なんとかExhaust Pipeとしての機能回復は可能とは思うのですが、だいたい、Originalのはいわゆる「左出し」で、これって、Rear Tyreが汚れ易いんですよね。それ以外の点(Soundとか)は控えめで、嫌いではないんですけどね。
 それに、「左だし」TypeのはTyreの交換作業時にOutlet Pipeの部分が邪魔になって面倒だし、やっぱ、「右だし」のSport Typeがカッケーし良いなー、と。なので、今回はOriginalのは手を掛けるまでもなく、見栄え、その他も考え合わせて交換するが早いかと。

 ということで、Jetting再Challengeは先送りで来週ですなー。

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