That is wrong combination in type of carburettor and Idle Jet! |
- vespa P200E (VSX1T) - From Chassis #5740
- vespa P150X (VLX1T) - From Chassis #41170
- vespa P125X (VNX1T) - From Chassis #24008
同時に、Throttle Slideも新しいデザインのTypeが採用されています。
上記より以前のChassis #のModelに搭載のSI 24/24E Carburettorに関しては、rally 200と同様にCarburettor Body上にIdle JetのAir Calibrator Holeがあり、Old Type(No Air Bleed Hole) Idle Jet付きです。P200Eの初期途中から変更採用されてたみたいなので、初期型P200Eでも要注意ですね。
この変更の理由について、piaggioのリファレンス上では、「あるコンデションによっては、Carburettor BodyにあるAir Calibrator Holeから漏れが生じて不具合が起る為」と記載されておりました。
確かに、よくよく観察していると、時々、ここからAir、或いは、Gasolineが逆流噴射したりすることが見て取れました。
要するに、
- Carburettor Body側にAir Calibrator Holeあり(Old Type SI 24/24E) - 穴なしIdle Jet(Old Type)を使用
- Carburettor Body側にAir Calibrator Holeなし(Latest Type SI 24/24E) - 穴ありIdle Jet(Latest Type)を使用
ということです。ややこしいですけども。
従って、Old Type SI 24/24EにLatest Type Idle Jetを使用するには、Body側のAir Calibrator Holeを塞ぐ加工が必須です(重要)。
IMPORTANT: You must be sealed "Air Calibrator Hole" on the carburettor body if you use latest type Idle Jet. |
わたしの場合、最終的にはこのようにアルミ・パテで埋めて塞ぎました。
このSealingが不完全だと、本来、正しい番手のIdle jetを使用していても始動性に困難を来しますし、Fast IdleのAdjustmentも上手くいきません。
要するに、rallyをStandardな状態で維持する場合には3種用意されている「穴無しIdle Jet」で適応できますが、Tuningしたい場合、ヴァリエーションが豊富な「穴ありIdle Jet」の使用がどうしても必須となりますので、わたしのこの例のようなマイナー加工が必要となる、ということです。或いは、後期型SI 24/24E本体にコンヴァートするか、です。でなければ、先ず正常なアイドリング・セッティングが不可能でしょう。
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