9/01/2012

examination - various parts

 Resotoration workと平行して、Partsの点検をして、再使用か交換かを決定していきます。


 Rear Shockは、機能的には問題ありませんでしたが、サビサビで、分解はできたとしても再生不可能なので交換することに。(新品購入の方が遥かに安上がりですしね)

 赤いPaintが少々派手ですが、SEBAC製の物を選択しました。5段階Pre-load Set可能なものです。

 その後、Test走行時にわかったことですが、このSEBACのShockの性能は頗る良かったですね。硬めなのに、そんな印象は感じさせず、押し戻し感が絶妙で、Road Holdingに優れています。お気に入りですが、現在では会社自体が存在しないようで、大変残念。もう一つ、老舗のBituboのって、どうなんでしょう?
 Side CowlのLink部Partsですが、一旦取り外して点検。錆びとり後、再塗装を施せば問題なしでした。これは単独Partsとしては激入手困難品です。
 Engine Mountは消耗部品と判断して交換。
 Rally用はMetal Sleeve付きの物ですが、これは廃盤で、P用のEngine Mountが代替品扱いだったので、P用のPiaggio純正に交換しました。
 古いMountを抜き取るのはかなり大変でしたが、このEngine Mountの交換の費用対効果は絶大で、乗り心地と走行安定性を大きく向上させてくれるので、交換時の作業の苦労は十分酬われますよ。でも、高くないPartsなのに、レストア車輌に交換しているショップは少ないですね。
 Euro仕様にするのには必須のHandlebarのHeadsetですが、そもそもrally用としてはSpeedometer上側の位置に[Ignition Keyあり]と[なし]の2種が存在します。
 画像の二つ共、[Keyなし]タイプなのですが、これにも2種の存在を確認。何れも状態の良いUsed品を入手しました。勿論、Piaggio純正です。
 よく見るとわかりますが、言わば、顎から首にかけてのラインの造形がまったく違いますよね。これらはCastingが別物です。年代による違いなのか、本来、rally用なのか、TS用なのか、g.t.r.用なのか、全てに兼用なのか、よくわからないのですが、とにかく、1種類でないことだけは確かで、両方共、rally 200に使用されているのも間違いありません。わたしは、この違いを指摘された資料を見たことがありません。ちなみに、Cable Guideが、上のTypeのは樹脂製で、下のTypeのはSteel製で、このCable Guideは互換がありません。
 造形的には下の方の物が美しいので、こちらを採用しました。
 当然ながら、Headlampも必要になるわけで、画像の物はPiaggio純正のSIEM製。
 HeadlampはEuro仕様でも仕向地別に違いがあり、純正でも指定Brandが数種存在します。RHDか、LHDかによって、Lens Cuttingが違うんです。
 もう一種類、Aprilia製の純正品も入手して、そちらを本採用として、SiEMのはSpare Stock扱いにました。SIEMのは、Lens Cutがわたしは好きじゃないんです。それと、LensがReflectorと一体か、別体か、というのもありますし、Socketの形状、Small Lampの種類違いもあります。
 併せてHeadlamp Rimも必要になりますが、Rimは何故かいつでも入手が容易なんですよねー。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿