9/01/2012

sand brast!

 最終兵器登場。







 vespaの場合、Body Frameはスチール・モノコック成型です。
 つまり、鉄板を継ぎ足して、立体にして強度を出している訳ですが、その為、構造上、袋状になっている部分があります。その部分の錆び除去/対策をどうするか? は、vespaのフル・レストアの大きな課題であります。

 一旦、溶接部を全部外して……もアリかも知れませんが、その場合、アライメントが大きく狂う恐れがあります。また、コンディション的にそこまでの大工事が必要な状態程度ではありませんでした。

 そこで、登場がSand Brastです。
 これはAir Compressorを使用して、砂などを噴射するもので、手の入らない箇所でも、これで砂をぶっ飛ばして吹き付ければ、たちまちこの通り。これなら塗装剥離も下地調整も可能な訳です。

 四輪車に近い構造のvespaのレストアの場合、無くてはならない工具であります。

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