9/07/2012

my rally 200 now

前後しましたが、わたしのrallyの現状です。
 まぁまぁ艶って見えますが、実はPaint後、ほぼ塗ったままの状態がこれなんです。一度も洗車&Waxしておらず、ウエスで埃を拭いたのみ。磨けばもっとツヤツヤになります。
 恐る恐るFuel Tank Lidを開けてみると……ギャ、何これ!(Lidの裏側だけでも相当な状態に見えますが……これは錆びではないので、これくらい大したことないです、はい)
 これを目にした時は一瞬動揺隠せず……Tank底には長期間放置でガソンリンが変質して沈殿した模様で、錆び色の固形物の厚みが2-3cmにも及ぶ沈殿物層が……そして、かなりの刺激臭。Fuel TapのFeed部(画像の上部辺りにある筈)が埋もれて見えない! このままではFuel Tapもバラせないじゃない。
 しかし、これ、素人目にはどう見ても錆びにしか見えませんが、実はそうではなくて、変質して腐ったガソリンなんですよ。(なので、Tank自体の錆は大したことない筈で、Tank内面の鉄板自体は健康と確信してますです……後々、作業で実証いたしますです)
 Frameから取り外して清掃の準備に取り掛かります。
 Tank内部があのような酷い状態でも、一瞬動揺はしたものの、わたしは案外冷静沈着、余裕綽々です。四文字熟語2連発と言うのも、一度清掃&錆び取りは実施経験アリだからです。ピカピカにしてみせますともさ。
 あ、ここでは端折ってますが、Fuel Tankの取り外しは、Hoseを二次側でフリーにしておいて、Fuel TapのGrommetを取り外し、Tankを上に持ち上げればスルッと簡単に取り外せます。取り付けは無論、逆の手順です。
 せっかく奇麗に塗装仕上げたのに、Tankを着け外しすると、FrameとTankとのSize関係がピチピチなので、どうしてもFrameと接触して擦れてしまい、その部分の塗膜が剥がれちゃうんですよねー。

 その前に各部をチェック。
 以前に紹介したように、rallyのOil Mixer付きOil TankはFuel Tankと一体溶接の全部鉄チン構造です(バラせません)。Oil TankとOilによって、Oil Mixer付きモデルの方が総重量増しですね、よく考えると。でも、なんとなく、Oil Tank付きの方がBodyの重量バランスが良いような気もしないでもないです(以前所有していたw/o Oil Mixer Rally 200との比較)。
Oil Sight Glass Gaugeは、割れる寸前……の状態でしょうか? 薄ら亀裂が。Gasket部から若干滲み出しあり。

 うーん、ココ、分離給油vespaの大ウィークポイントですが、Sight Glass自体の強度の問題は別にして、滲み出しに関してはRubber Gasketの材質にも問題ありそうですね。Sight Glassとは言うけれど、材質はプラスティックなので、締め付けトルク感が微妙で、あまり強く締め付けられないしなー。要Sealing対策ですね。
 Oil Feed Pipe部でも沁み出しが。

 Body内にOil溜まりが少し(僅か数cc)あったのですが、それはココからの漏れが原因の模様。
 思い返すと、最初にレストアした時、このPacking x 2枚を当時入手できなかったので、適当なRubber Gasketで代用したのですよね(というか、このPackingはPiaggioのParts Catalogue自体に単体では記載なし)。それがダメだったみたい。でも、長年なんとか持ちこたえてはいたようですけどもね。ちゃんと耐油性素材じゃないとNGですね。Fiberか、Gasket Paperで作った方がいいみたいですね。
 Fuel Tapの取り付け部からのGasoline漏れは皆無でしたが、Rubber Gasketはクタクタかなー。

 Fuel Tap内部は、変質Gasolineが固まって詰まっており、もはや空気も水も導通しない状態に至っていると思われます。Tank内部よりも、問題はむしろこのFuel Tap Assyの方で、内部通路の洗浄をしても再使用は恐らくは難儀でしょうねー(まぁ、とことん根気よく掃除すれば、再使用不可能ではないとは思いますが)。

 てな感じで、先ずはFuel Tank内の洗浄から開始しております。
 こんな程度でビビらないでくださいねー。

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